送子鳥（コウノトリ）診療所の治療の流れ

コウノトリ医療センターに来院される前に、以下の書類等をご準備ください。

• 初期登録書：（ダウンロード：Word・PDF）
  　　　　　　ご都合のよい方へご記入いただき、予めメールにてご提出ください。
• 身分証明書（パスポート、健康保険証またはマイナンバーカード）
• 日本の台北駐日経済文化代表処（TECO）で認証を受けた婚姻証明証

※各地の台北駐日経済文化代表処につきましてはご確認をお願いいたします。

卵子提供の治療には、渡台回数を極力少なくできるよう調整し、
最少2回の診察で治療を進めていただけます。

○1回目（滞在期間：1～2日間）

1. ご主人の精子を凍結します。
2. 卵子提供を受けるために必要な検査（子宮鏡検査・子宮卵管造影検査：生理周期7～11日目）をお受けいただけます。事前に日本で受けていただいても問題ございません（検査結果をメールにてご提出ください）。
3. 移植周期のお薬をお持ち帰りいただきます。
4. 費用の総額はおよそ22,000米ドルで、処方されるお薬により個人差がございます。詳細はHPでもご案内しておりますのでご参照ください。
   またお支払い方法は海外送金、若しくは米ドル現金のお支払いをお願いしております。

○1回目から2回目渡台までの間

1. 日本へ帰国後、ドナーとのマッチングを行います（1～3ヶ月、ご希望の条件による）
2. マッチング完了後、ドナーの最終確認をお伺いします。
3. ドナー確定後、卵子を融解しご主人の精子と受精、胚盤胞まで培養した後、再度凍結していきます。

○2回目 移植（滞在期間：3～5日間、生理周期18～20日目）

移植後は2日間程、台湾でゆっくりお過ごしいただいてから帰国をお願いしております。
その後の妊娠判定、及び心拍の確認はバックアップクリニックで行ってください。

○提供者の情報について

卵子提供の提供者とレシピエントは匿名で、互いに情報を知ることはありません。生まれてきたお子様が出自を知ることはできません。

○その他

凍結した胚盤胞は原則1回につき1個のみ移植を行います。
余剰胚は引き続き凍結保存していただけます。（年間保存費：270米ドル）