初めての方へ

セントマザー産婦人科医院について

サイト案内はこちらから

当院の不妊治療に対する考え方

院長:田中 温 

子どもの恵まれないカップルは誰もが結婚される際に自分たちに子どもが出来ないなどとは夢にも思っていなかったでしょう。しかし現実的には7~8組のうち1組はお子様に恵まれないという現状が報告されています。この不妊症治療というのは、他の病気やケガ等と違い、ある程度治療すれば治るというものではありません。妊娠するかしないかの二つしかありません。妊娠できないカップルの長く辛い思いは、お子様がいるカップルにはなかなかご理解できないほど辛くて肉体的、精神的、経済的負担を与えていることをこの40年の不妊治療の中で痛感してまいりました。
私が不妊治療を志した時期はちょうどイギリスで体外受精が始まり、世界初のLouise Brownという女の子が産まれた年です。このLouise Brownさんは現在41歳でお子さんを二人産んでおられてます。体外受精が始まった当初の妊娠率は1%ぐらいと非常に低く、今では想像できないほどの困難な治療法でしたが、多くの方の努力により一歩一歩確実に進歩してまいりました。排卵誘発法の改良、経膣超音波の開始、精子・卵子・胚の凍結法の開始、この凍結法は日本で開発されたものであり、現在のARTで産まれる子どもの約8割は凍結胚からであります。我々当院のモットーは「全胚凍結、自然周期」であり、この治療法は世界に徐々に広まりつつあります。
しかしながら現時点において全体の成功率、生産率が25%程度で止まってしまっております。何が一番大事かという点に関する研究は、世界中で多くの研究者や医師が報告しておりますが、私は最終的には卵子の数と質であると考えます。何度も良好な胚を戻して着床できない反復着床不全が現在の注目の的であり、大事な治療法ではありますが、私の経験では現在顕微鏡下で観察している胚のグレード分類はすべてが正しいわけではありません。
これからの時代は分子生物学、目で見えない卵の質を見極めることにより、さらに良好胚の鑑別が可能となってくると思われます。この卵子を数多く採る方法を排卵誘発法と言います。当初は体外受精が始まってから長い間は多くの卵子を採ることを目的としておりましたが、不妊治療の最も危険である卵巣過剰刺激症候群を起こしてしまい、多胎妊娠などの母体に対するリスクを高めることになってしまいました。この点より現在では卵の数を少なくするという刺激法が選ばれる傾向が強くなっております。
しかし患者様にとって最も大事なことは1回あたりの治療の成功率を高くすることと私は確信しております。軽い刺激で何度も治療を行い、最終的な妊娠率、累積妊娠率と言いますが、これが一緒になるという報告がありますが、卵巣は年齢とともに低下し、卵子の質も低下します。やはり若い時に一度に良い卵をとり、凍結しておき、それを一つずつ移植する方法が最も患者様にとって理想的であると確信しております。そのためには、数も採れ、質も高く、なおかつ卵巣過剰刺激症候群などの後遺症、副作用を起こさない排卵誘発法の開発が必要であります。
私たちは約1年前よりこの方法にチャレンジし、既に135例の症例に対してこの治療を行い、質の高い一度の採卵で平均5~6個のグレードのAの胚盤胞が凍結できます。そして術後の卵巣過剰刺激症候群の発生はほとんどありません。この方法で良好な胚を1個ずつ移植するならば多くの方が1回の採卵で2~3人のお子様を短期間につくる必要は無くなります。2回目、3回目の排卵誘発が必要無くなるからです。凍結した卵子は採卵した時のままであり、若い卵子から出来た胚ですので、当然2回目、3回目の不妊治療時よりも質が高いままであります。
このように私たちは排卵誘発法を開発し、質の高い卵子を数多く、なおかつ副作用の少ない方法を開発してきました。その方法を広くひろめ、多くのお子様が出来ないカップルに素晴らしいご家庭を持っていただけるように精進してまいりたいと思います。
ご質問等ございましたらいつでもご質問、ご連絡いただければ説明させていただきます。先の見えないトンネルにいるような不妊治療の中で誰にも言えない辛い思いをされている不妊症の患者様の立場に立って、1日でも早く良い結果を出せるように精進してまいりたいと考えております。

サイト案内

当院は、不妊治療を専門としたクリニックです。
分娩は取り扱っておりません。
診察時間は、仕事をしながらでも通院しやすいように、深夜0時まで行っております。
また、遠方から通院される方もいらっしゃいますので、全国各地の病院と連携を取っております。
なるべく当院に通院する回数を減らすことで、多少なりとも負担軽減につながれば幸いです。
※初診は原則として院長不在日を避けてご来院ください。院長の不在日は医師不在日をご確認ください。

セントマザーを初めて受診する予定→初診Q&A

ご予約や、ご持参いただくものなどについて解説いたします。

遠方の方→遠距離から通院される方へ

遠距離通院を少しでも楽にできますように努めております。

交通手段を知りたい→アクセス

福岡県北九州市にあります「折尾駅」から歩いて10分かからない場所にあります。

診察可能な日、診察の受付時間→診療時間

院長の診察をご希望の場合は、「院長不在日」もご確認ください。

当院での治療内容や治療成績→治療内容治療成績

ご自身の不妊原因が分かる方で、その原因が「不妊症の原因」トピックにて解説している症状である場合は、そちらのページに記載されております治療方法をご確認ください。

その他→サイトマップにてお探しの情報があるかをご確認ください。

ホームページのどこにもなければ、お手数ですが「お問い合わせ」をご参照の上、ご連絡ください。

おススメ情報

助成金の申請方法

不妊治療には健康保険が適用されませんが、「特定不妊治療助成金制度」により自治体から助成を受けることはできます。
このページでは、そのための手続きの流れを簡単にご説明しております。

託児所のご案内

3歳までのお子様をお預かりしております。
ご利用される方は、来院時に受付へお申し込みください。

当院で提供している様々な治療

生殖補助医療以外にも、当院では漢方外来エクササイズ教室、赤外線治療器などをご提供しております。
ご利用を希望される方は、来院時に受付までお申し出ください。

赤外線治療器とは?…遠赤外線を利用して体を芯から温める治療装置です。血行の流れを促進することで、卵胞の発育を補助する効果があると考えられています。
治療体験者との相談窓口

当院にて不妊治療を受けて出産した治療体験者と交流することができます。
治療体験者は一般の方ですので、お返事にはお時間がかかります。
あらかじめご了承ください。

カウンセリング

カウンセリングについては、各専門においてのカウンセラーが担当いたします。
費用は、通常の診療についてのカウンセリングは無料となります。
ただし、治療に必須となる卵子提供等に関するカウンセリングは有料になります。無料のカウンセリングのみの場合も、初診料もしくは再診料が発生します。
ご希望であれば受付までお申し出ください。(前日までの予約制となります)

不妊カウンセリングin東京

当院の院長は1か月に一度、東京で出張カウンセリングを行っております。
福岡から遠い方は、まずはカウンセリングだけでも受けられてみてはいかがでしょうか。
カウンセリングは完全予約制となっております。

不妊Q&A

一般の方から寄せられた質問に対して、当院のドクターや培養士などがお答えします。
「キーワード検索」で気になる単語を検索するだけでも、知りたかった情報が手に入るかもしれません。
なお、ご回答には1か月以上の時間を要しますので、お急ぎの場合は「お問い合わせ」をご利用ください。

page top