卵管閉塞
症状
子宮の左右には卵巣と子宮をつなぐ「卵管」と呼ばれるくだがあります。
卵管は、精子と卵子が受精する、いわば「生命が誕生する場所」です。
その卵管が左右とも閉塞している場合は「両側卵管閉塞」といわれ、治療を受けない限り自然妊娠が不可能とされています。
そのため、両側卵管閉塞は「絶対不妊」といわれています。
原因
感染症や子宮内膜症、虫垂炎、卵管水腫などが考えられますが、原因不明であることが多いです。
検査
子宮卵管造影検査で診断できます。
しかし、閉塞原因が感染症や子宮内膜症である場合は卵管周囲癒着も併発している可能性が高いです。
卵管周囲癒着は子宮卵管造影検査では分かりませんが、腹腔鏡検査で診断できます。
卵管周囲癒着の詳しい症状についてはリンク先をご覧ください。