卵子提供について
― まずは、知ることから ―
誰かのためにできる医療があることを、
あなたは知っていますか。
卵子提供は、医学的な理由によりご自身の卵子で妊娠することができない方のための医療です。
当院では、提供される方の安全と意思を最優先に、 十分な説明とご相談を行ったうえで実施しています。
※ご相談のみでも可能です
※いきなり提供をお願いすることはありません
卵子提供が必要とされる方について
● 生まれつき卵子がない方
● 重度の子宮内膜症などにより手術で子宮を摘出された方
● 加齢により卵子が発生しなくなった方
これらはいずれも、本人の努力では避けることができない医学的な理由によるものです。
卵子提供は、そのような方に妊娠の可能性を届けるための医療です。
卵子提供にご協力いただける方の条件
● 年齢:20~35歳(未婚・既婚は問いません)
● 健康状態:医師の診察により、健康状態が良好とされる方
安全性を最優先に、医学的に問題がない範囲でのみ実施いたします。
卵子提供の流れ(概要)
1. お問い合わせ・ご相談
2. 医師による詳しい説明
3. ご本人の医師を確認
4. 医学的検査
5. 卵子提供の実施(同意された方のみ)
※ ご相談や説明を受けた後でも、途中で辞退することが可能です。
※ 提供を強制することは一切ありません。
お支払いする費用について
卵子提供にご協力いただいた方には、以下の費用をお支払いしております。
【 ① 実費 】
・交通費
・食費
・宿泊費
・採卵のためにお仕事を休まれた際の日当相当分 など
【 ② 医療補償費 】
・採卵に伴う医療行為に対する補償として、約30~50万円をお支払いします。
これらは営利目的ではなく、医療行為に伴う正当な補償としてお支払いするものです。
個人情報の取り扱いについて
卵子提供に関わる個人情報は、厳重に管理・保護いたします。
ご本人の同意なく、第三者や外部に開示されることは一切ありません。
よくあるご質問
【Q1】 相談したら、必ず提供しなければなりませんか?
いいえ。
相談のみでも可能で、説明を受けた後にお断りいただいても問題ありません。
【Q2】 卵子提供は途中でやめることができますか?
はい、可能です。
ご本人の意思を最優先し、途中で辞退することもできます。
【Q3】 家族や職場に知られることはありますか?
ありません。
ご本人の同意なく、第三者に情報が伝わることはありません。
【Q4】 生まれた子どもから将来連絡が来ることはありますか?
ありません。
提供者の個人情報は、厳重に管理されます。
【Q5】 痛みや身体への負担はありますか?
医療行為に伴う一定の負担はありますが、安全性を最優先に医師が管理します。
注射は細い針で行う自己注射で、ほとんど痛みはありません。
採卵後の痛みや体調不全もほとんどありません。
もし、経過観察が必要になった場合には、当院が責任をもって行います。
ほとんどの場合は採卵後、ただちに帰宅できます。
【Q6】 将来の健康や妊娠には影響はありますか?
医学的に問題がない範囲でのみ実施します。
将来の健康や妊娠には影響ありません。
【Q7】 未婚でも卵子提供は可能ですか?
はい。
未婚・既婚は問いません。
【Q8】 費用はどのように支払われますか?
実費および医療補償費(約30~50万円)は採卵後、被提供者の凍結精子と受精・培養し、卵を凍結保存した時点で、当院でお支払いいたします。
卵子提供に関する誤解について
【誤解①】 「一度相談したら断れない」
→ 事実ではありません。
当院では、相談・説明の後でも自由に辞退できます。
【誤解②】 「お金目的の医療では?」
→ 違います。
お支払いする費用は、医療行為に伴う正当な補償です。
そのような施設もあるようですが、当院ではあくまでも子どもができないご夫婦の願いを叶えるための医療行為を行う治療であり、費用はそのための補償です。
【誤解③】 「個人情報が心配」
→ 卵子提供者の個人情報は、厳重に保護されます。
外部に開示されることはありません。
【誤解④】 「誰のための医療か分からない」
→ 卵子提供は、生まれつき卵子がない方、病気や加齢により妊娠が困難な方で、
卵子提供でのみお子様が授かれる方にのみ、医療として提供卵子を使わせていただきます。