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DataBook トピック

戻す受精卵 1個
  という決定について


自身の卵子で
  46歳の女性無事出産


着床前診断
  学会承認後、初の妊娠


習慣性流産
  受精卵診断で妊娠


ビューティエクササイズ
  で高い妊娠率


核置換法での受精卵
  染色体はすべて正常


着床前診断に関する
  臨床研究施設認可証


習慣流産の
  着床前診断承認


胚移植後の
  ホルモン検査


妊娠判定時の
  血中HCG測定


精子細胞での治療
  妊娠率向上(続編)


高年齢の不妊症女性に対する新たな秘策


精子細胞での治療
  妊娠率向上


HCGおよびGnRHアゴニストと妊娠継続の関係


少子化対策と
  不妊治療


事実婚の
  体外受精を容認


生殖補助医療の
  調査報告について


習慣流産の
  着床前診断 容認


自身の卵子で
45歳の女性無事出産


男性不妊治療
  未成熟精子
  出生児に影響なし


喫煙習慣と不妊の
  関係について


喫煙が及ぼす性染色体への影響について


ARTによる
  子宮外妊娠
  卵管因子の関与強い


男性不妊治療
未成熟精子で5人誕生


習慣性流産の
  重篤性を判定


体外受精
  妊娠率2倍に!


新しい試み -卵子内にミトコンドリア注入-


排卵誘発剤の使用は、乳癌の危険性を増やすものではない


多嚢胞性卵巣の患者様には、GnRHアンタゴニストが効果的!


ART治療を受けたことがある患者様に対するアンケート結果


クロミッド人工授精に対する影響 - 年齢・精子性状・卵胞数 -


ARTにおける月経周期3日目のFSH値と治療の中断について


戻す受精卵 1個という決定について

[2008年2月28日]
 日本産科婦人科学会にて、受精卵を体外から子宮に戻す個数を原則として1個とする指針案がまとめられ、2008年4月に正式決定することになった。その背景として、戻す数が1個と2個の出産率は変わらないという北欧の報告が参考となっている。多胎妊娠になると、妊娠中毒症などの妊娠合併症の発生率が高くなり、出産に伴うリスクは上がる。よって、より安全な出産という点では、戻す数を1個にして、多胎妊娠を回避することは理想である。しかしながら、戻す個数が1個に制限されることで、妊娠率が低下するといった意見もあり、医療費が無料で何度でも治療を受けられる北欧と、そうでない国を一概に比較できないのではないかという疑問も浮かび上がる。
 日本やアメリカのように、医療費が自己負担で治療費が高額な国では、患者のためには、妊娠率を維持することが第一優先であるという意見もある。また、患者の年齢や胚の質、内膜の状態や体型、これまでの経緯などを考慮し、柔軟な対応をすることによって、リスクの高い多胎妊娠を避けることは十分可能であるという意見があるのも事実である。

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自身の卵子で 46歳の女性 無事出産

[2008年1月17日]
 ZIFTによって、ご自身の卵子で46歳の女性が妊娠し、2007年10月に無事に出産いたしました。また、別の46歳の女性も2007年12月に出産しております。
 不妊治療の技術や手法は、日々進歩しており、同じ治療であっても、数年前とはその内容や技術が変化しています。近年では、培養液の工夫により培養環境がよくなることで、体外受精の成績が全体的に上がりました。しかし、内膜症や加齢のために、採卵数が少ない方の場合は、培養環境がよくても、体外受精(IVF-ET)だけでは限界があります。そこで、顕微授精やGIFT/ZIFTといった方法を行います。卵の数が2〜3個の場合はICSI−GIFTを、4〜5個の場合はICSI−ZIFTをおすすめしております。
 当院では、近年では高齢の方の治療においては、顕微授精を行った上でGIFT/ZIFTを行う方法(ICSI−GIFT/ZIFT)を行っております。今回、妊娠・出産された46歳の2名の女性は、いずれも、このICSI−ZIFTを行った患者様です。
 女性の年齢が高くなると、加齢によって質のよい卵が採れなくなるため、どうしても妊娠率は下がり、流産率が上がってしまいます。これは、ある程度は仕方がありません。当院では、ICSI−GIFT(ZIFT)法を行ったり、卵子の活性化の研究をして、少しでも妊娠率があがる工夫を行っております。高齢になっても、妊娠・出産のチャンスはあります。希望をもって頑張りましょう。

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