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吸引分娩

 吸引分娩は、経膣的に分娩させる手技で、母体と胎児双方に危険が切迫している状態の時に適応となります。すなわち、難産であるか、難産が予想される場合に、止むを得ず選択される出産方法です。
 難産とは、容易に児が産まれないことです。分娩の3要素といわれる「産道」「胎児および付属物」「娩出力」のすべてがうまくかみ合ってスムーズな出産に至るわけですが、これらの内のどれかが障害になると、分娩経過が遅延し、母児に悪影響を及ぼす状態となります。
 難産は現代社会の変化による影響も受けており、出産の高齢化や過栄養による体重増加、食生活からくる肥満、さまざまな合併症をもった妊娠、多胎なども難産発生の増加因子です。

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帝王切開

 帝王切開術は、開腹手術によって、分娩させる手術で、骨盤位、高齢出産、双胎出産、子宮筋腫や内膜症の術後、母体と胎児双方に危険が切迫している状態(難産の場合など)の時に適応となります。あらかじめ、帝王切開が決まっている場合には、予定日の2〜3週間前の陣痛が始まる前に、手術をするのが一般的です。
 腰椎麻酔を行った上で腹部を切開し、切開を始めて約5分後には赤ちゃんを取り出すことができます。血圧の低下や術後の頭痛など、麻酔の母体への影響はありますが、胎児への影響はありません。入院期間は自然分娩に比べ3〜4日延び、腹部の切開創が残ります。切開方法としては、おへその下を縦に切る方法と、恥骨上を横に切る方法があります。横に切る場合は、傷跡が目立たないという利点がありますが、再度、おなかを切る場合には、縦に切った方がやりやすくなるといったように、それぞれ長所・短所があります。
 帝王切開をした場合は、子宮破裂の危険を防ぐため、次回の妊娠でも再帝王切開となる場合がほとんどです。
 不妊治療をされる方は、平均的に高齢であり、1回目の出産がラストチャンスということもあります。それ故、貴重児ということで最も安全な出産様式を選ぶということになると、どうしても帝王切開の率が高くなります。

(ご協力:株式会社アシュラワークス) 

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会陰切開

  初産の方は、出産時、産道や会陰が狭く、硬く、伸びも悪いので、やむなく会陰に切開を入れて出産を助ける必要があります。切開を入れて狭い会陰にかかる大きな出産の力を逃がしてあげるわけです。もし、切開を入れないと、多かれ少なかれ裂傷が入ります。大きな裂傷は、腸や膀胱まで傷つけ、重大な後遺症を残すことにもなりかねません。もちろん切開をいれる時は、十分麻酔を行った上で行います。産後の傷の治りも裂傷に比べて早く、綺麗に治ります。

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前置胎盤
低位胎盤 部分前置胎盤 全前置胎盤
前置胎盤

 出産時には、ほとんどの胎盤は子宮の奥深くに位置し、胎児が分娩した後に出てくるようになっています。しかし、まれに胎盤が子宮の出口をふさいでしまう場合があります。これを前置胎盤といいます。
 前置胎盤の場合、程度にもよりますが、ほとんどの場合において帝王切開となります。又、妊娠中期より出血を繰り返すこともあり、長期入院、安静などを処置する場合もあります。

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弛緩出血
正常 弛緩出血
弛緩出血

 産後の出血は、出産後に子宮が強力に収縮して胎盤剥離面の出血が止まる仕組みになっています。何らかの理由で、この子宮収縮が妨げられ出血が止まらなくなる状態を弛緩出血といいます。
 原因としては子宮筋腫・内膜症・それらの手術後・高齢妊娠中毒症などの基礎疾患がありますが、原因が何も考えられない場合もあります。出産後出血が止まらず量が増える場合には、輸血などが必要となります。どうしても出血が止まらない場合には、子宮を摘出しなければならない場合もあります。

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低体重児

 高齢出産・多胎・筋腫や子宮内膜症術後・妊娠中毒症などの基礎疾患がありますと、胎児の体重は平均よりも低くなります。これは不妊症の一般的な傾向であります。 胎児の発育で大事な点は、重さではなく在胎週数であります。どれだけ長く胎児が、子宮の中にいたかが重要な点となります。ですから、37週以上子宮の中にいた場合には、体重が少なくても胎児の機能はほぼ完成されていると考えてよいでしょう。体重が小さいながらも、順調に伸びている場合にはあまり問題がないと考えます。しかし、途中で胎児の発育が遅れたり止まってしまうような場合には、無理に子宮内に長くとどめる事なく低体重児(未熟児)の専門医に相談して早く子宮外に取り出すということも一つの方法です。

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 妊娠すると痔になりやすくなり、出産が近くになるにつれて症状は強くなります。ほとんどの場合は、薬や軟膏および坐薬で対応できます。ほとんどの場合、出産後に軽減回復します。しかし非常に稀に、外科的治療が必要になることもあります。

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